先生が多数派で、生徒がASDの場合、そのASDの生徒はしんどい目にあいそうです。論理が苦手で、感情豊かな先生であればなおのことでしょう。以下、わたしの過去からの分析です。 ◆ 多数派の先生としては、立場が上である先生が喜ぶから、あるいは、先生が怒ったり悲しんだりするから、生徒はルールなどを学習するのだと信じています。自分自身がそうやって学んできたからです。自分自身がそうやってルールなどを学び、よい生徒として学生時代を過ごし、大学まで進んで教師になったわけですから、先生としてはこの指導法に自信を持っています。 というわけでその、自信を持っている指導法で、生徒を指導します。たとえば廊下を走ってはいけません、としましょうか。廊下を走ってはいけません、と怒るわけです。 ◆ そのいっぽうで、ASDの人は、その指示に筋が通っている、合理的である、ということで指示に従います。学習もします。 ◆ 多数派の
![自分の知らない絶対的なルールがあるという無力感について。 - 精神科医的ひとりごと(仮)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/646123dc5cc0bd4f36e80d575bd327dd89fa61fb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F411ITCjJ8tL._SL500_.jpg)