「人を撃つ」という行為に強い抵抗感を持つ人間。 「同種同士で殺し合うのは人間だけ!」という話は、よく耳にします。 しかし、実際に人を撃てない兵士の事を想うと、なんだかんだいっても人間はけっこう優しい生き物なんだと分かりますね。 ただ、この事実は第二次世界大戦が終わるまで各国軍にきちんと認識されることはありませんでした。 ライフルを撃っても撃っても、なぜか敵が死なない。 これは、銃の性能が低いせいだと思われ続け、銃の性能の向上はますますエスカレートしていきました。 そしてついに、「機関銃」という最凶の飛び道具が登場することとなります。 機関銃とはなんぞや機関銃というのは、要するに、「引き金を引き続ければ」「自動的に弾丸を連射」できる火器であります。 当たり前ですが、普通の銃というのは、装填→発射→装填→発射→装填→…というサイクルで運用されます。 素早く連射をするには、この「装填」という工程