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ブックマーク / kingfish.hatenablog.com (8)

  • そして戦争は終わらない - 本と奇妙な煙

    そして戦争は終わらない 〜「テロとの戦い」の現場から 作者: デクスターフィルキンス,有沢善樹出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2009/07メディア: 単行購入: 4人 クリック: 30回この商品を含むブログ (6件) を見る仇討ち [障害者&女性用区画も設置されたサッカー競技場で処刑ショー。スリが片腕を切断され、次は殺人罪の男] 「コーランには、社会の平和を守るために、人殺しは死をもって償うとある」スピーカーの声が、競技場内にこだまする。「もし罰が与えられなければ、そのような罪が社会にあふれてしまうだろう。無秩序と混沌がふたたび戻ってくるだろう」(略) 二つの家族は、互いに触れそうなくらい近くにいた。法典には、慈悲の可能性も記されている。もし被害者の家族が望むならば、アティクラの処刑は中止される。(略) [加害者の父]は泣きながらさらに続ける。「お願いです、息子を許してく

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    REV 2009/08/30
  • 戦争の家-ペンタゴン - 本と奇妙な煙

    カーチス・ルメイ ロバート・マクナマラ ハンブルク空爆 核爆弾 「束京大空襲」 このでは「家」と書いて「ペンタゴン」と読む。 戦争の家―ペンタゴン〈上巻〉 作者:ジェームズ キャロルメディア: 単行 著者の父は貧困家庭に育つも成績優秀でカトリック教会エリートコースを進むも神学校をドロップアウト。 サウスサイドのアイルランド人社会から張られたレッテルは、「なりそこね神父」だった。家族の名に泥を塗り、教会の先輩たちの怒りを買った。(略) 教会での出世のチャンスを棒に振ったわが父、ジョー・キャロルにとって、配管工になる日を夢見て惨めな家畜置場で働き続け、大酒を飲んでしまいにはダメになるのが、彼の辿るべき、普通の人生コースのはずだった。 [の勧めで「電車夜学校」入学、学位取得、司法試験合格、そして六年後、FBI、さらに八年後、空軍で最も若い将軍に大抜擢](略) 「家」の廊下ですれ違う同僚の胸

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    REV 2009/05/18
    勝てば官軍、負ければ賊軍
  • 2006-11-27

    kingfish.hatenablog.com懲りない山形浩生がまたやっています。 題に入る前にまず、サイゾー連載のプロパガンダは有害無益。(略) アフリカなら、どんなに金をつっこんだところで、あと20年かけて貧困が 3 割でも減ったら御の字だ。 貧困をなくすには、何よりもアフリカの人たちが自分でなんとかしないと。 あげくに 今のアフリカにいる人たちは、奴隷に取られずにその代金を受け取って金持ちになった人の子孫だ。さて、その金はどこに消えたの? アフリカの人たちが無駄遣いしちゃったんだよ。 とアフリカ人に喝を入れているw。 さてここで先ほど野村総研勤務のエリート社員より仕入れた合理的思考法を披露してアフリカ人を弁護してみたいと思います。 「どうせ墓場に金は持ってけないんだから全部使っちゃおうぜ」そう合理的にアフリカ人は考えたのです「バカだから無駄遣いしたんじゃない合理的計算なんだ」(ここ

    2006-11-27
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    REV 2006/11/28
  • ネット時代の反論術 - 本と奇妙な煙

    ネット時代の反論術 (文春新書) 作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (46件) を見る役に立つ論争技術に関しては明日引用するとして、結論は、ほとんどの論争は『ウンコな議論』(小谷真理をおちょくって敗訴、「おりこうさん」の最先端をいく山形浩生センセイが2ちゃんねらー並の「おばかさん」ぶり晒した言い訳を必死で展開している爆笑→詳細はコチラ[id:kingfish:20060215])であって、当の論争も答えがつかない&力関係で決ってしまい、論争するのは虚しいというもの。 たいていの場合、こだわっている理由はどうでもいいようなものばかりで、どうしてもやらなくてはいけない論争なんて、この世の中にはたぶん、ほとんどありません。 やっぱり「反論する技術」を身につけるより、「論争しない技術」を身に

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    REV 2006/11/18
  • ウンコな議論 - 本と奇妙な煙

    ウンコな議論 作者: ハリー・G・フランクファート,山形浩生出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/01/11メディア: 単行購入: 13人 クリック: 143回この商品を含むブログ (124件) を見る 「頭の腐った連中」のウンコ議論空間が「ふかし」を呼ぶのだ、とブチかまそうとした山形浩生の目論みはもろくも崩れ去り 山形浩生センセイが突如「頭の腐った連中が大騒ぎ」と開き直ったわけとは。その答えがこの「ウンコな議論」なのでありました。予定では「ウンコ議論」砲で一郎の頭上にたちこめた暗雲をなぎはらい、人々は痴将・山形を畏怖し、年末の話題は「ウンコ議論」一色になるはずだったのだが、あの「大水計」の悲劇で世界は暖かい失笑に包まれたのでありました。「嘘とふかしは全然違いますからぁ」「嘘をつく気ならもっとうまくやってますからぁ」というセンセイの魂の叫びが聞こえてきます。 ウンコの大筋 「

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    REV 2006/11/18
  • ネット時代の反論術 - 本と奇妙な煙

    「見せかけの論争」 相手の悪口から相手のコンプレックスを知れ 前日の続き。 ネット時代の反論術 (文春新書) 作者:仲正 昌樹発売日: 2006/10/20メディア: 新書 「見せかけの論争」 の場合、相手よりギャラリー、味方へのアピールが肝心。「構造改革」で行くなら、いかにバカにされようがひたすら「構造改革」ワンフレーズをリピートする面の皮の厚さが肝要。シュミットにならって、「郵政民営化、是か非か」と敵味方をくっきりさせましょう。敵はどうせ敵なのだから、認めると致命傷になる追求は断固認めず、味方に余裕があるように見える程度にはぐらかす。敵が自分ではなくギャラリーを相手にしていることに気付かずエキサイトして自説を主張しているとイタイ人に思われ損をします。 固定した「味方」がいない人は、まず「敵」をつくれ 相手の攻撃に動揺するな。味方へのウケだけを意識しろ。 相手が誰に向かって話しているのか

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  • ドイツ現代史の正しい見方 - 本と奇妙な煙

    なぜナチスがというのが題なのだが、それ以外のとこをつまみい。 成金ぬるま湯国家プロセイン ビスマルクは反ナショナリズム 観念の帝国の実現でプロイセンは無意味に 「フランスをぶちのめして凱歌をあげろ」 1930年のドイツ 1932年、新首相パーペン男爵 ドイツ現代史の正しい見方 作者:セバスチャン ハフナー発売日: 2006/04/01メディア: 単行 成金ぬるま湯国家プロセイン ナポレオンからビスマルクまでの50年間一度も戦争をしなかった成金ぬるま湯国家プロイセン 18世紀の古典的プロイセンは、進取の気性に富んだ、戦闘的で、精神の自由を謳歌する啓蒙主義の国だった。これに対して王政復古時代のプロイセンは、反動的で平和的でしとやかな、まさにロマン主義の国だった。(略) ナポレオンの時代にも、プロイセンは時の流れに忠実だった。それなりのやり方でフランスの近代思想をとり入れ、それを国内の政治

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    REV 2006/07/12
  • 物語世界における絵画的領域 - 本と奇妙な煙

    彼女たちが雛で行う「ごっこ遊び」は、現実世界の生身の男女の模倣戯では決してなく、むしろ虚構の物語空間に自己を埋没させ、あたかも虚構空間に自らが生きているかのような実感をもたらすものなのである。 ペラッとめくった時に興味を引く箇所があったから借りるわけですが、飛ばし読みの場合たいていけっきょくソコを引用するだけになって、それなら一分で済んだのに毎度思う、とかいい加減なことを書いている槍投げな日々。 物語世界における絵画的領域―平安文学の表現方法 作者: 川名淳子出版社/メーカー: ブリュッケ発売日: 2005/12/01メディア: 単行 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る垣間見る 当時の物語絵の定番の構図であった垣間見の場面を想起してみると(略)先ず透垣などの物陰に佇む男に視点を据えてみれば、彼と共に胸の高まりを感じつつ女を一心に眺め入る気分になり、また女の側に同化密着

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    REV 2006/04/19
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