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ブックマーク / rengejibu.hatenablog.com (6)

  • 同じ話が何度も蒸し返されるので、まとめておこうと思いました。 - rengejibuの日記

    10年ほど前、ビジネス誌の記者をしてた時、新卒採用動向について取材しました。大企業の人事担当からよく聞いたのは「入社試験では、ペーパーも面接も女性の方が優秀。そのまま採用すると半分以上が女性になっちゃうので、男性に高下駄はかせてます」という話。 そんな音を言っちゃっていいのかなーと思いつつ、聞いていた。 様相が変わったのは2000年代始め。グローバルに事業を展開する、実力主義的な志向が強い企業でこんな話を聞くようになった。「来年の新入社員は男女半々です」。確か「即戦力」とやらが流行った頃。「叩けば伸びるかもしれない男子」を時間かけて育てる余裕がなくなってきたのだ。 それでも、まだよく聞く。「試験結果を上から並べたら、7割女性」「はっきり言って、上から順に取ったら全部、女性になっちゃうんだよ」…。実際の新入社員の構成はそんな風になっていないことは、ご存知の通り。 こういう風潮を指して「女性

    同じ話が何度も蒸し返されるので、まとめておこうと思いました。 - rengejibuの日記
  • 2010-10-30

    「母親にとって良い会社100」を特集している。これを見ると「育児支援制度を整えたのに、女性社員のやる気が上がらないのはなぜか」という問いの設定そのものが間違っていることが分かるだろう。 日では依然として「産んでも働き続けること」が課題だ。出産で7割が辞めてしまうから、「母親であること」と「働くこと」を両立させるための施策が中心になる。最近では、産休育休を取った後、時短勤務で復帰…というパターンをよく聞く。 一方で、WMが選ぶベスト企業の条件は厳しい。アメリカでは大多数の母親が働いているから、女性社員が産後、復帰するのは当たり前。母親でも昇進できる仕組みを作り、それが機能して始めて「母親にとって良い会社」になる。 アメリカの良い企業は、母でも昇進できるよう、何をしているのか。同誌が紹介する様々な制度や事例を見ていて分かったのは3つのポイントだ。 1)柔軟な働き方 2)仕事のペースをコントロ

    2010-10-30
    REV
    REV 2010/11/02
    しかし、イベントドリブンでなくw 自分で仕事をコントロールできるのが1級市民なのか。俺は二級市民だったのねw
  • 生まれて初めて「VERY」を買って読んだ。 - rengejibuの日記

    子どもがいると話してから、美容院で手渡される雑誌の中にVERYが入ってくるようになった。読んでみたら意外なことに、私のような「おじさん的おばさん」にとっても読むところがたくさんある。ふだんの仕事とまったく関係ない内容のため、リラックスできる。 最新号を買ったのは特集のタイトルに惹かれたからで、それはこういうものです。 読んでみると、テーマは「育児仕事の両立」。いわゆるワーク・ライフ・バランスの話だが、ビジネス誌とはアプローチが正反対なのが面白かった。 ビジネス誌では当然のことだが「働いている」ことが前提だ。「一部に」子どもを持つ人がいる。その人たちがいかにして両立するかと考える。「仕事を持ってる」のが当たり前。「子どもを持っている」のは選択の結果。 一方、VERYでは「結婚して子どもがいる」ことが前提だ。主婦の「一部に」仕事を持つ人がいる。「子どもがいる」のが当たり前。「仕事をする」のは

    生まれて初めて「VERY」を買って読んだ。 - rengejibuの日記
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    REV 2010/05/30
  • 2008-06-15

    Gang Leader for a Day: A Rogue Sociologist Takes to the Streets 作者: Sudhir Venkatesh出版社/メーカー: Penguin Press発売日: 2008/01/10メディア: ハードカバー クリック: 14回この商品を含むブログ (1件) を見る 特徴は2つある。1つめはアメリカが今も抱える人種・階級問題を浮き彫りにしていること。2つめはギャングと黒人低所得者の経済行動を詳しく調べてあることだ。 著者はコロンビア大学社会学部で教鞭を執る。シカゴ大学社会学部の博士課程在籍中にこの研究を行った。貧困層の調査を志し、質問票を片手に低所得者向け住宅に足を運んだところから全てが始まる。 「あなたは、自分が黒人(Black)で貧しいことについて、どう考えますか?」 この質問に対し、地元ギャングのリーダーは「お前、何て言った

    2008-06-15
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    REV 2010/05/30
  • 6月末に一橋大学で行った講演の感想レポートが送られてきた。 - rengejibuの日記

    特に興味をそそられたのは「自分は結婚したら主婦になりたい」と書いている女子学生が少なからずいたことだ。講演の最後の方で「キャリアか家庭か両方か自分で選んでください。どれを選んでもそれなりに大変で、楽な道はありません」と話したことへの反応である。 講演は「男女共同参画時代のキャリアデザイン」という全学部共通の講義の中の一こまで、毎回、学外から講師がやってきて話をする。単位や時間割の関連でたまたま受講した人もいただろうが、少なからぬ人が、この講義がジェンダー教育の一貫であることを知っていたはずである。それでもレポートに「主婦になりたい」と記す、その率直さには好感をもった。 もちろんレポートの中には「私は結婚しても仕事を続けたい」とか「子どもを持っても働きたい」という意見もたくさんあった。しかし「結婚や出産はしなくていいから、仕事に邁進したい」という意見はひとつもなかった。 誤解を恐れずいえば、

    6月末に一橋大学で行った講演の感想レポートが送られてきた。 - rengejibuの日記
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    REV 2008/09/04
  • 2007-03-18

    1973年にミシガン大学の女性委員会が製作した10数分の教育用ビデオ。"Turnabout"というタイトルで、性別役割を逆転させた寸劇が数入っている。 例えばオフィスでは大きな机の前に座った黒人女性が仕事を進め、白人男性が彼女にコーヒーを淹れてあげるる。白衣の女性が大勢働く理系の研究所とおぼしき部屋には、男性がたった1人。役員会も女性ばかり。 就職面接(写真)のシーンでは面接官である若い女性が中高年の男性に質問をしている。まず最初に就職を希望する人でなく、学歴と職歴について尋ねてみせる。極めつけは「奥さんはあなたが働いてもいいと言っていますか?」という質問。日では今も既婚女性に対してこういうことを聞く人がいるし「夫が許してくれないので」外に働きに出られない、という主婦の話を確かに聞いたことがある。男女を逆にしてみるとこういう質問は滑稽だと感覚的に分かる。 別の面接シーンではこれま

    2007-03-18
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    REV 2007/03/21
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