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ブックマーク / www.tibethouse.jp (3)

  • 中国の武装警察、ンガバ地方キルティ僧院の往来を閉鎖。2,500人の僧侶が食糧不足に直面 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

    2008年のチベット蜂起の三周年目である2011年3月16日に、中国によるチベット支配の現状に抗議して四川省ンガバ地方で起きたプンツォクの焼身自殺以降、プンツォクが在籍していたキルティ僧院をめぐる状況が悪化している。 最新の情報によると中国武装警察が僧院を包囲しているほか、当局は、2011年4月9日、およそ800人の治安部隊をンガバ地方に新規派遣し、取り締まり体制を強化している。現在、キルティ僧院からの出入りは禁止されており、僧侶たちの行動は完全に当局の管理下にある。鉄条網で覆われた僧院の北側の出入り口はコンクリートの壁で閉ざされている。この結果、内部の僧侶たちは糧不足に直面しており、僧院事務局を通した地元民の自発的糧差し入れによっていつないでいたが、現地当局は、信心深い現地チベット人による糧差し入れを禁止した。消息筋によると、現状が続けば僧院内の2,500人以上の僧侶が餓死する危

    REV
    REV 2011/04/27
  • 世界の屋根から草原が消えていく——チベット遊牧民の苦しみ | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

    科学者によれば、チベット高原の草原地帯の砂漠化が進行しており、世界の気候変動を加速させている 。 チベット人遊牧民のプンツォック・ドルジェはテントの外に出た。かつて一面の緑で覆われていた大地は、茶色の砂漠と化していた。ドルジェは、先祖がそうしてきたように、ヤクをはじめとする家畜を、世界の屋根と呼ばれるチベット高原の、一面、絨毯のように草が生えた広大な草原で成育している。 しかし、近年、チベット高原の植生は気温上昇、および、過剰な家畜の繁殖、虫害、鼠害等で破壊が進んでいる。 地球温暖化の議論のなかで、高地の牧草地帯の状況が語られることはあまりない。しかし、この地域で今、起きている変化は、チベットの政治、および世界的な環境保全に大きな影響を持っている。 プンツォク・ドルジェにとっては死活問題だ。高地の変わりやすい空の風景には慣れっ子だが、大地に起きているこの変化は、不安を掻き立てる。 「かつて

    REV
    REV 2010/09/15
  • 1949年〜1979年の虐殺

    中国のある情報筋によると、人民解放軍は1950年10月7日〜同月25日にかけて、東チベット各地で5,700人以上のチベット「兵」を東チベットで「根絶」し、2,000人以上を投獄したという。 殺戮・殺人、拷問、僧院への砲撃、遊牧テントの一掃といった話は、数多く記録に残されている。その種の報告は、国際法律家委員会がまとめた、チベットに関する1960年のリポートにも多数記載されている。 中国軍の機密資料によれば、人民解放軍は1952年〜1958年にかけて、アムドのカンロ[甘南]地区で996件の反乱を鎮圧し、10,000人以上のチベット人を殺害したという。またアムドのゴロク[果洛]地区では、1956年に130,000あった人口が、1963年にはおよそ60,000までに減ったという。パンチェン・ラマ10世は、この地域についてかつて次のように語ったことがある。 「青海省での残虐行為をすべて取り収めた映

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