日本一ソフトウェアとフォグのコラボによって生まれた新しい推理アドベンチャーが本作、「雨格子の館」だ。一見地味なコンビに思えるかもしれないが、コアなゲームファン、特にアドベンチャーファンにとっては、なんともホットな組み合わせなのだ。 日本一ソフトウェアは、一般的には「ディスガイア」シリーズなどのやり込み度が高いシミュレーションRPGで定評のあるメーカー。2004年には「流行り神 警視庁怪異事件ファイル」をリリースし、ホラーアドベンチャーのジャンルでも新境地を切り開いた。 一方、フォグは長年アドベンチャーにこだわってきた知る人ぞ知るソフトハウス。輪廻転生ラブストーリー「久遠の絆」でスマッシュヒットを飛ばし、ドリームキャスト末期に発売された探偵アドベンチャー「ミッシングパーツ」も、いまだに名作として語り継がれている。今回の「雨格子の館」は、この「ミッシングパーツ」のスタッフが手がけたというのだか