ブロガーのちきりん氏が「通勤手当なんて廃止すべき」というエントリーを2015年1月10日にアップし、議論を呼んでいる。満員電車や長時間通勤を悪化させているのは、日本の企業が「通勤手当を払う」制度が原因だというのだ。 通勤手当の支給をやめさえすれば、家賃を2万円浮かせるために1時間以上かけて通勤している人も「間違いなく、もっと近くに住もうと考えます」。そうすれば「社員が朝からラッシュで疲れて出勤してくる」状況も改善すると指摘する。 都心集中でも「高層化すれば床面積は増やせる」というが 通勤手当があるために「混み方も尋常じゃない」満員電車が生まれ、「ヒールで踏まれたり、コートに口紅付けられたり、他人の汗が肌についたり、ほんとに気持ち悪い」――。まるで通勤手当が諸悪の根源のように批判されている。 確かに通勤手当をなくせば、オフィスが集まる都心に住むインセンティブが働く。それによって人口集中が進み
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