不払い患者宅に押しかけ抜歯の疑い 独歯科医逮捕へ2008年10月4日7時17分印刷ソーシャルブックマーク 【ベルリン=金井和之】ドイツで治療費を支払おうとしない患者(35)の家に押しかけ、治療した歯を抜いたとして歯科医(53)が強盗傷害の疑いで警察の調べを受け、話題になっている。歯科医はアリバイを主張しているが、警察は複数の目撃者がいるとして近く逮捕する方針だ。 独南部ノイウルムの警察によると、歯科医は先月22日、女性患者の家を訪問。応対に出た患者のほおを押さえて口を開かせた上で、奥歯を抜いて立ち去った。歯科医は終始無言で、女性は「怖かった」と漏らしているという。 患者は数週間前に義歯を入れた際に、保険で賄われない自己負担分約400ユーロ(約6万円)を支払っていなかった。警察は「こんな事件は初めて。ちゃんと督促して、それでも支払わなければ裁判とか方法は他にもあるのに」(広報担当)と、あきれ