米サウスウエスト航空のボーイング737-300型が1日に飛行中、天井部分に穴が開いて緊急着陸した問題で、所有する同型機を緊急点検している同航空は3日、さらに2機の機体に亀裂が見つかったと発表した。米メディアが伝えた。 同航空は同型の約80機を点検中。うち19機は3日午後(日本時間4日午前)までに問題がないことが判明、運航を再開した。緊急点検の影響で2、3日はそれぞれ同航空の約300便が欠航。同航空は5日までに緊急点検を終えたいとしている。 1日の緊急着陸では、アリゾナ州フェニックスからカリフォルニア州サクラメントに向け飛び立って間もない航空機が、天井部分に長さ約2メートルの裂け目のような穴が開いたため急降下した。客室乗務員1人が軽傷を負った。(共同)