沖縄県で10日、アメリカ軍の輸送機オスプレイからパラシュートで降下する訓練を行っていた兵士が基地を外れて民間の畑に着地し、沖縄県は11日、沖縄防衛局に対し安全管理の徹底などをアメリカ軍に働きかけるよう求めました。 この畑はアメリカ軍に提供された訓練区域からおよそ50メートル離れた民間地で、村によりますと、農作物などへの被害は確認されず兵士にけがはなかったということです。 伊江村では先月7日にも、パラシュートで降下したアメリカ陸軍の兵士2人が、基地の外にある畑に着地しています。 訓練中の基地の外への着地が相次いでいることを受けて、沖縄県は11日沖縄防衛局に対し、「住民に不安を与える」として安全管理の徹底や再発防止をアメリカ軍に働きかけるよう求め、伊江村も近く、沖縄防衛局に同じような要請を行うことにしています。
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