ワシントン(CNN) トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏の人事案が、議会上院で承認される見通しとなった。態度を決めかねていた共和党議員が5日に賛成に回り、指名承認に必要な票が集まった。 上院での最終採決は6日になるとみられているが、既に十分な数の議員がカバノー氏への支持を表明している。カバノー氏をめぐっては、カリフォルニア州の大学教授、クリスティーン・ブレイジー・フォード氏が1980年代初頭に性的暴行を受けたと告発し、政治的な駆け引きが過熱していた。 共和党で最後まで態度を決めていなかったコリンズ議員は5日午後の演説で、フォード氏の主張には十分な裏付けがないとの判断を示し、承認票を投じる意向を表明。「司法と最高裁に対する国民の信頼が回復されるよう、私はカバノー判事を承認する票を投じる」と述べた。 これに先立ち、やはり態度を明らかにしていなかった共和党のフレーク議