仏パリを巡回する警察官ら(2019年3月23日撮影、資料写真)。(c)FRANCOIS GUILLOT / AFP 【5月6日 AFP】フランス首都パリにある警察署が5日、閉鎖された。警察組合が明らかにした。その原因は「ノミの来襲」だとしている。 同市19区にある同署の正面玄関には、「当面の間、閉鎖!」との注意書きが張られている。 警察組合はツイッター(Twitter)に、吸血性のノミが大量発生し「耐え難い労働環境になっている!!」と「怒り」の投稿を行った。 地元ラジオ局によると、問題が発生したのは3週間前。駆除を行ったにもかかわらず全滅には至らず、数か所をかまれた警官らは猛烈なかゆみに苦しんでいるとされる。 組合関係者が同局に語ったところでは、中には自宅にノミを持ち込んでしまい、子どもたちにまで被害が及んだと訴える警官もいるという。 組合側は、本来ならもっと早い段階で行っておくべきだった