児童による発砲事件があったフィンランド・ヘルシンキ郊外の学校で、犠牲者を追悼するために校庭に置かれたキャンドル(2024年4月2日撮影)。(c)Roni Rekomaa / Lehtikuva / AFP 【4月4日 AFP】フィンランドの警察は3日、首都ヘルシンキ郊外バンター(Vantaa)の学校で男子児童(12)が発砲して同級生の男児1人が死亡、女児2人が負傷した事件について、動機はいじめだったと発表した。 フィンランドは3日、全土で喪に服し、半旗が掲げられた。 警察は声明で「犯行の動機はいじめでだと確認された」と述べた。発砲した男児が取り調べで「いじめを受けていた」と供述し、警察による予備捜査でも確認されたという。 警察によると、発砲した男児はこの学校に今年転入したばかりだった。 バンター市当局は3日に記者会見を行ったが、学校側がいじめを認識していたかどうかについては触れなかった。(