ブックマーク / banraidou3rd.hatenablog.com (5)

  • 電子書籍とロングテールと後ろ向きな夢とその夢の崩壊 - 万来堂日記3rd(仮)

    電子書籍には様々な夢がかつて詰まっていたが、その夢の中の一つに「絶版のない豊富なラインナップ」というものがあった。 紙の書籍では入手困難なタイトルでも電子書籍ならば手に入れることが出来る。そんな世の中になるのではないか、と。 それは夢とは違った少々後ろ向きな形で実現されるような気がしたけれど、そんなことはなかったぜ、というのがこの文章の言いたいことである。 1:各社、今までよりも積極的に電子書籍に参入し始める 2:人気のある作品(人気があるので紙の書籍でも手に入る)や、最近出た新刊を電子書籍でも展開 3:紙と電子、両方で展開したタイトルの中には、当然売上的に散々なものも出てくる 4:数年たち、紙のの在庫がなくなり「品切れ重版未定」の商品がでてくる 5:復刊する気はさらさらないが、めんどくさいから電子書籍はわざわざ引き上げない 6:かくして、紙のはとうに無くなったが電子書籍は残っていると

    電子書籍とロングテールと後ろ向きな夢とその夢の崩壊 - 万来堂日記3rd(仮)
    ROYGB
    ROYGB 2013/05/11
    ファイル形式の変換はコンピュータの性能向上にともなって容易になるし、売れない本でも新規のとこが出版点数を稼ぎたい需要もないことはないような気がする。
  • あの名作SFはどのくらい電子書籍化されているのかなんて調べなければよかった。星雲賞海外SF長編部門編。 - 万来堂日記3rd(仮)

    前のエントリで、星雲賞を受賞した日SF小説がどのくらい電子書籍化されているのか、極々簡単に調べてみたわけですけれども、同じことを海外SF長編でもやってみよう、と、そういった次第でございます。 とはいえ、まあ、予想どおりでございますな。 受賞年度 作品名 PC docomo au softbank 2009 時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫)時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫) × × × × 2008 輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6) (ハヤカワ文庫SF) × × × × 2007 移動都市 (創元SF文庫) × × × × 2006 ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF) × × × × 2005 万物理論 (創元SF文庫) × × × × 2004 星海の楽園〈上〉―知性化の嵐〈3〉 (ハヤカワ文庫SF)星海の楽園〈下〉―知性化の嵐〈3〉 (ハヤカワ文庫SF) × ×

    あの名作SFはどのくらい電子書籍化されているのかなんて調べなければよかった。星雲賞海外SF長編部門編。 - 万来堂日記3rd(仮)
    ROYGB
    ROYGB 2010/05/22
    著作権の切れたものは電子書籍化されていることも。H・G・ウェルズやE・E・スミスなど。
  • あの名作SFはどのくらい電子書籍化されているのかなんて調べなければよかった。星雲賞日本SF長編部門編。 - 万来堂日記3rd(仮)

    なんか、世は電子書籍元年だか電子書籍リーダー元年だかで大騒ぎだそうでございまして。 まあ、今まで購入した紙の書籍を死ぬまでに全部読了出来るかといいますと、そんなん無理に決まっているので、縁がないといえば縁がない話なんでございますが。 それはそうといたしましてね、じゃあSF小説はどのくらい電子書籍化されているのか興味がわきましてね。 電子書籍を横断的に検索することが出来るhon.jpで調べてみました。 まずは、星雲賞の国内長編部門について調べてみたんですけどもね。 なんというか。 調べなきゃ良かったなぁ。 受賞年度 作品名 PC docomo au softbank 2009 ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) × × × × 2008 図書館戦争*1 × × × × 2007 日沈没 第二部〔小学館文庫〕 (上)日沈没 第二部〔小学館文庫〕 (下) × × × × 2

    あの名作SFはどのくらい電子書籍化されているのかなんて調べなければよかった。星雲賞日本SF長編部門編。 - 万来堂日記3rd(仮)
    ROYGB
    ROYGB 2010/05/22
    創元はわりと電子書籍化している。早川はほとんど無し。グインサーガは電子書籍化が進んでいるけど。
  • 多様化する電子書籍、というか、多様化してほしい電子書籍 - 万来堂日記3rd(仮)

    ヨタ話みたいなもんなんですが、少し前から思っていたことがあって、備忘録がわりに書きつけておこうかと思いましてね。 「電子書籍」と聞いて連想するのが今のところなんなのかと言うと、まあぶっちゃけ、テキストが詰まったファイルじゃないすか。青空文庫とか、理想書店とか、パピレスとか、まあ、例は何でもいいんですが。 書籍を電子機器上で再現するようなコンセプトでさぁね。 そういった物は全然アリですし、アリであり続けて欲しいとも思うんですが、電子書籍が普及した暁には(つーかまあ、長期的には普及せずにはおかないでしょうし)、新しい形を取るだろう、というのは誰もが予想するわけでございましてね。もちろん、全ての「電子書籍」の形が変わってしまうということはないんでしょうが。 一部のが大好きで仕方がない変態どものなかでも更に一部の人達は、その、今まで見たことがない新しい書籍の形に目をキラキラさせていたりするんです

    多様化する電子書籍、というか、多様化してほしい電子書籍 - 万来堂日記3rd(仮)
    ROYGB
    ROYGB 2010/04/30
  • 買切りと時限再販制を併用するべきだと思うんだけど、少数派なのかね? - 万来堂日記3rd(仮)

    文化にこんなニュースが載っていた。 日販、古屋文明社長が「委託から買切りへ」 1月7日、都内のホテルで行った「新春を祝う会」で古屋社長は40%を超える返品率を指摘した後、「これまで再販と委託制度が業界の繁栄を支えてきたが、特に委託制度は行き過ぎた仕組みになっている。業界3者の誰も幸せになれていない」と言及。3者のマージン配分の再編にも触れながら、「委託から少しずつ買切りに手を付けていく」と語った。 はてなブックマークユーザーではid:asakura-tさんがやはり委託販売制を問題視していた記憶がある(たとえばこちらでのコメント)。 では、委託販売制が買い切りに移行したらみんなハッピーか? もちろん、そんなことにはなりませんよ。価格に手をつけないままでの買い切りへの移行は、ほぼ間違いなく機能不全を起こす。 私は小売りの経験しかないので、小売の話をしよう。 小売りが小売価格を下げるのは何のた

    買切りと時限再販制を併用するべきだと思うんだけど、少数派なのかね? - 万来堂日記3rd(仮)
    ROYGB
    ROYGB 2009/01/07
    ごく僅かだけど自由価格本というのか割引して売っている本もあるので、可能と言えば可能かも。
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