近年、米医学界ではマンモグラフィーの効果と弊害に関する議論が活発になっています。マンモグラフィーは一定の効果があるものの、一般に考えられているほど大きな効果はなく、むしろ、過剰診断や過剰治療など弊害が多いとする研究結果が欧米で相次いで出ています。 弊害を懸念する医学論文今月、デンマークの研究チームが米医学誌アナルズ・オブ・インターナル・メディシンに発表した論文によると、1980年から2010年までの間に乳がんと診断された女性のデータを調査したところ、マンモグラフィーを受けた人と受けなかった人で進行がんの発生件数に差はなかったことが判明。むしろ、マンモグラフィーで乳がんと診断された女性の3人にひとりは、放っておいても症状が出ない腫瘍を乳がんと過剰診断されていた可能性が高いとしています。 2014年には、カナダの研究チームが40~59歳の約9万人の女性を対象に調査したところ、マンモグラフィーを
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