おはよう寺ちゃんや、またtwitterでつぶやいたことに加えて、参照にしている論説や資料などのリンク。 トルコ発の経済危機説は、僕はいまの世界株価の騰落に一喜一憂すべきではなく慎重にみるべきだと思ってます。寺ちゃんでも話しました。トルコのリラ安、インフレの進行は、トランプ政権の今回の制裁の前からで、その原因は現政権の景気過熱の放任にあります。これ日本の第一次石油ショックと同じ構造。日本の第一次石油ショックも中東の政治情勢とそれによる石油輸入減少の見込みが引き金になって高いインフレを招いたというのが俗論でありますが、そうではなくその前から政府と中銀の政策スタンスが景気過熱を招くものだったことが原因です。 トルコ経済の国内政治とその経済政策の在り方が問題であるならば、エルドアン大統領の政権がすべきことは、従来の財政政策の在り方を転換することが重要でしょう。ただし現状ではそのような姿勢はあまりは
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