新たに40代女性死亡=ユッケ食べる、死者3人に−焼き肉チェーン食中毒 新たに40代女性死亡=ユッケ食べる、死者3人に−焼き肉チェーン食中毒 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、富山県は4日、砺波店(同県砺波市)で食事後、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して入院していた県内の40代女性が同日午前に死亡したと発表した。同チェーンで飲食後に死亡した人は3人となった。 県生活衛生課によると、女性は4月23日、同店を利用し家族数人とユッケなどを食べた。26日になって腹痛を訴え、27日に入院。HUSを発症して人工透析などを受けたが、5月4日午前11時すぎに死亡した。一緒に飲食した家族の中に、ほかにも下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え入院している人がいるという。 女性からはO(オー)111やO157などの腸管出血性大腸菌は検出されていないが、女性と同じ先月23日に同店でユッケを食べた人