アクセルやブレーキのタイミングをみる検査を受ける高齢運転者たち(本文とは関係ありません) (c)朝日新聞社 @@写禁 75歳以上の高齢者が起こした交通死亡事故のうち認知機能の低下が原因とみられるものが約4割あることが警察庁の調べで分かった。認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)で認知症早期治療実体験ルポ「ボケてたまるか!」筆者の山本朋史記者は、九州の叔父のケースをレポートする。 * * * 九州の叔父が死んだ。享年81。認知症を発症して1年半前から地元の老人福祉施設に入居していた。体調を崩し何度か施設と病院間の往復を繰り返した。3月21日早朝に急に容体が悪化、救急車で病院に運ばれたが、すでに心肺停止状態だったという。はっきりとした死因は分かっていない。 ボタ山の町に生まれ育った血の気の多い筑豊人だった。若い時に土木会社を起こし、仕事を広げた。一時はその地域の名士に挙げられるほどの羽振りだ
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