5日午前9時10分ごろ、埼玉県深谷市萱場の住宅でブルーシートに包まれた骨が出てきたと、この住宅の大家の男性(81)が県警に届け出た。県警によると、三つのブルーシートの包みから、それぞれ白骨化した遺体計3体が見つかった。県警は死体遺棄事件とみて調べている。 捜査1課によると、現場の住宅は木造平屋建ての借家。4日午前10時ごろ、庭の整理をしていた大家の男性が、庭の一角にあったブルーシートの中から頭の骨などを発見。届けを受けて県警が同じ場所にあった他の二つの包みを調べると、それぞれ中から遺体が見つかった。3体ともシートにくるまれ、ほぼ白骨化していた。衣服もあったという。 捜査関係者によると、遺体はいずれも成人男性とみられ、身元を示す物は残っていなかった。年齢も不明。今後、身元や死因を調べる。 同課によると、この家を借りていたのは50代の男性。1月以降、連絡が取れていないといい、男性が何らかの事情