14日午後8時40分頃、札幌市東区北19東6のマンション脇で、約1メートル50センチの高さに積もった雪とマンション外壁の間に同区の小学5年の女児(11)が埋もれ、動けなくなっているのを近所の住民が見つけ、札幌東署員らと救出した。 女児は全身がほぼ埋まり、頭の先だけがわずかに雪の上に出た状態で、約29時間経過していたとみられる。手足に凍傷を負ったが、命に別条はない。札幌市内は14日早朝に気温が氷点下4・8度まで冷え込んでいた。 同署によると、女児は13日午後3時半に下校したが、帰宅しないのを心配した母親が同日午後7時頃、同署に相談。署員や近隣住民らが捜索していた。 発見されたのは、学校近くのマンション脇の通路で、積雪のため通行人がほとんどいない状態だった。女児は積雪と外壁の間にできた隙間(幅約30センチ)に誤って落ちたらしい。女児は障害があり、助けを呼ぶことが難しかったとみられる。女児はジャ