既にニュースなどでご存知の方も多いでしょう。「オンキヨー」のブランド名でスピーカーやアンプ、ヘッドホンなどのオーディオ機器を製造・販売していた「オンキヨーホームエンターテイメント」が 5月13日に大阪地裁に自己破産の申請を行い、同日付で破産手続き開始決定を受けたそうです。 負債総額 31億円と、企業の倒産としてはそれ程たいした負債規模ではないので、どこかが助けられたんじゃないかと思う方もいるかも知れませんが、ここに至るまでの経緯がいろいろと酷すぎたため、最終的に手を差しのべるところはありませんでした。 「驚きのニュース」などと書いているメディアもありましたが、一ファンとしてオンキヨーが凋落している様子を眺めていた身としては正直よくここまで粘ったな(粘れたな)というのが正直な感想です。 とは言え、筆者も複数のオンキヨー製品を使ってきた身。少なからぬ思い入れもあるメーカーです。そこでオンキヨー