2035年までのロードマップ(厚生労働省「保健医療2035」をもとに作成) これからの医師に必要なこと(渋谷教授と尾藤医長の話をもとに作成) 現在、医学部を目指すみなさんが働き盛りの医師になっているのが2035年だ。そのころの医療や医師は、今とは全く異なった姿になっているだろう。今後、医師と人工知能(AI)が協働していく中で、医療システムはどのように変わっていくのだろうか? これからの医療のあり方を、週刊朝日ムック「医学部に入る2017」で探った。 * * * 厚生労働省は昨年、2035年の日本の医療システムのビジョンとそれまでのロードマップを示した「保健医療2035」を作成した。 たとえば、17年に医学部に入学し、23年に卒業して医師になると、35年には中堅の働き盛りの医師になっているだろう。 「保健医療2035」を作成する会議の座長を務めた東京大学大学院医学系研究科の渋谷健司教授は
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