川を見ると 小さい頃 両親に連れられて 飯盒炊爨 今で言う日帰りキャンプをした日のこと 思い出します。 少し暖かくなった頃 きゅうりやトマトを川の水で冷やし その間に、はんごうで 薪から火をつけた 天然の即席かまどのようなもので ごはんを炊き カレーを作ったりした記憶があります。 水を見ると入りたくなるのが人間 気をつけてソーっとサンダルごと 子供の頃から慎重な私は 何事もソーーっとが基本 好奇心旺盛な 姉や妹がやっているのを見て ちょっとだけ安心して出来たのを思い出します。 川といっても 足をつけられるか否か その程度の水かさの場所を いつも父が選んで連れて行ってくれていました。 水の事故は 予期せぬところで起きるので きっとそんな配慮だったのだと思います。 いろんなものを持っていき作るごはんの美味しさ 文明の利器に囲まれて育っても 川の水で冷やした きゅうりやトマトの美味しさは 忘れら