東日本大震災で破損した、鉄道博物館(さいたま市大宮区)の蒸気機関車(SL)運転シミュレーターが修理を終え、運転を再開した。博物館の目玉展示で、1日で27人しか体験できない人気コーナーに、活気が復活した。 シミュレーターは、一九四〇年七月に製造され、主に北海道や東北地方を中心に走ったD51の426号機を使っている。二〇〇七年の博物館開館で、前頭部を同館の入り口で展示し、運転室部分を国内の企業三社が協力してシミュレーターに作り替えた。
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24日から体験できる新型シミュレーター=さいたま市大宮区の鉄道博物館 さいたま市大宮区の鉄道博物館に24日、JR高崎線沿線の映像が流れる体験型運転シミュレーター(模擬装置)が登場する。本物の機器も搭載され、JR東日本の社員研修用装置より本格的だ。 シミュレーターは、中央線や京浜東北線などに導入されているE233系の運転台を再現。37インチの画面には高崎線大宮―籠原間の実写映像が流れる。実際の走行車両にカメラを設置して撮影したため、運転士の目線に近い感覚を味わえる。 レバーで速度を調整する主幹制御器は実物。表示機器や警笛ペダルもE233系と同じだ。JR東日本総合研修センター(福島県白河市)の訓練装置の走行映像はコンピューター・グラフィックスで、主幹制御器もレプリカ。「実際の訓練以上にリアル」(鉄道博物館)なのが自慢だ。 問い合わせは同館(048・651・0088)へ。(竹田麻衣)
転車台で方向転換する実物の蒸気機関車C57形、蒸気機関車D51形や205系山手線電車の運転を楽しめるシミュレーター……。鉄道博物館は老若男女が楽しめる車両や展示で溢れている。実物の車両に加え、日本最大のHOゲージ模型鉄道ジオラマ(レイアウト)や、懐かしい昔の特急や寝台列車のヘッドマークなど貴重な資料も盛りだくさんだ。 館内の照明は暗く、三脚は禁止! 鉄道博物館を訪れたら、懐かしい車両や楽しい思い出を写真に残したいと誰でも思う。ところが鉄道博物館館内は照明の暗い場所が多く、ストロボなしで撮ると手ブレ写真になりがちだ。しかも三脚や一脚は使用禁止で、手持ち撮影が必須だ。ではストロボを使えばいいかと言うと簡単ではない。ストロボを使うと、手前だけ明るく写る、あるいは館内照明とストロボの色温度が違うため同じ車体でも色味が大きく変わり、展示されている雰囲気と異なったイメージになる。 鉄道博物館館内の照明
大勢の関係者に見守られ、鉄道博物館に運び込まれる0系新幹線=13日午前1時24分、さいたま市大宮区、高橋雄大撮影 昨年11月に全車両の営業運転を終えた初代新幹線0系の先頭車両が13日未明、鉄道博物館(さいたま市大宮区)に運び込まれた。10月21日から一般公開される。 同館とJR東日本によると、「団子っ鼻」の愛称で親しまれた0系の中でも、この車両は64年の東海道新幹線開業時に生産された360両のうちの1両。走行距離は地球約153周分にあたる約614万3千キロだ。78年に一線を退き、保管されていた。 寄贈を受けたJR東日本が昨夏から同区内で修復作業をしていた。車体の塗装や座席の生地など、可能な限り開業当時に近い形にしたという。同館は「色んな人のあこがれや夢を乗せた車両。高度成長期の象徴だった存在を楽しんでほしい」と話す。(関謙次)
今回展示する0系新幹線車両 (大宮総合車両センターで保管中)(画像クリックで拡大) 0系は初代の新幹線車両で、今日の国内外の高速鉄道の先駆けとなった(写真提供:鉄道博物館)(画像クリックで拡大) JR東日本は、引退した初代新幹線車両「0系」を、10月から埼玉県さいたま市の「鉄道博物館」に展示する。専用の展示棟を新設し、棟内で1964年当時の東京駅ホームを一部再現する予定。0系車内への立ち入りや、車両の床下機器、台車の見学を行える見込み。また車両正面での記念撮影もできる。 展示するのは1964年の東海道新幹線開業に向けて最初に量産した360両のうちの1両。大阪方先頭車として使用した「21形式」で、0系の中でも当初の姿をとどめた車両という。JR東日本がJR西日本から譲り受け、2008年8月より博物館に隣接する大宮総合車両センターで保管していた。 鉄道博物館はJR大宮駅から埼玉新都市交通伊奈線「
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