■ホームページへ ■各種心身医学療法 自律訓練法 自律訓練法は、1932年にドイツの精神科医であったシュルツによって体系化されました.彼は催眠に誘導された人が腕や脚に重たさや温かさをしばしば報告するという事実から,その感覚を自己暗示により生じさせ催眠状態をつくることを考案しました. 自律訓練法は,他者から誘導される催眠法と異なり,自分自身でいつでもどこでも行える特徴があります.そのため今日では,日常生活の多様な場面で行うことのできるセルフコントロール法として用いられています. 九州大学附属病院心療内科では,外来患者さん向けに火曜日と金曜日に集団指導を行っています.特に金曜日は,8週間のコースになっており,集中的な指導を行っています.参加を希望される方はこちらをご覧下さい.→ ◆GO◆ 自律訓練法の効果 自律訓練法の第1の目的はリラックス状態を得ることです.心療内科を訪れる患者さんの