サッカーも野球と同様、試合に勝つということは相手より多くの得点を上げるということですから、この表を使えば自チームがX点で相手がX-1点以下になる場合の確率を全ての点数Xについて合計していけば、勝利の確率が計算できることがわかります。 計算してみると、平均1.5点のチームが勝つ確率が48.8%、平均1点のチームが勝つ確率が25.2%、どちらでもない(引き分け)の確率が26.0%となりました。平均1.5点のチームは約2倍も勝つ確率が高いということです(それでも実際に勝利という結末を見る可能性は5割に満たないのは意外と低く感じられるかもしれません)。 さて、対象の分布がポアソン分布に従っているということはある程度数理的に断言できることであり、以上のような計算は「比をとって2乗する」とかいうよくわからないピタゴラス勝率式による予測と比べると「理論的っぽい」感じがします。 サッカーとポアソン分布の関