「この夏、全米が泣いた」とか、「あれから5年、全米を震撼させた○○が帰ってくる」とか、今ではこの “全米” という言葉が「東京ドーム何個分」程度の枕詞であることは皆が知っている。 しかし、まだウブであった小学生のころ、近所の駄菓子屋に「アメリカン・ヨーヨー全米チャンピオン来日(※)」の貼り紙があった時には、「まじかよ!みんなに知らせなきゃ」と言うことになり、翌日は学校中で大変な盛り上がりを見せた。 当時、子ども好きなおばあちゃんが奥に座った、間口四畳半くらいの田舎町の駄菓子屋に “全米チャンピオン” が来ることに何の疑問も抱いていなかった。これは小生が小学校三年生、75年の話なのだが、78年に「バンバン・ボール全米チャンピオン(※)」が駄菓子屋にやってきた時にも、何の疑問も抱かず盛り上がったものだった。 …もう六年生だったのに。ただ言い訳をさせてもらうと、小生だけが盛り上がっていた訳でなく

