世界最大のエンターテイメント会社「ウォルト・ディズニー・カンパニー」の唐突なCEO交代劇が世界を驚かせている。2020年からCEOを務めるボブ・チャペックに代わり、2005〜2020年にCEOを務めたボブ・アイガーが再雇用されたのだ。 米経済メディア「ブルームバーグ」によれば、同社の株価は、配信サービスの損失が膨らみ、ケーブルテレビの視聴率も低迷した結果、年間でみれば1970年代以降で最悪の落ち込みを見せていた。アイガーはその立て直しのために呼び戻されたことになる。 果たして、前CEOの再登板でディズニーは、“マジカル”な復活劇を世界に披露することができるのだろうか。