冷戦時代、ソビエト社会主義共和国連邦を盟主とした東ヨーロッパ諸国が結成した軍事同盟、ワルシャワ条約機構(ワトー)での取決めにより、ロシア及び、ベラルーシ、ウクライナ、アゼルバイジャンでは、巨大で屈強なバンカーの建設が義務付けられた。 このバンカーの画像は、当時ソビエト連邦の構成国であったモルダヴィアに設置されたもので、1989年の冷戦終結に伴って東欧革命が始まり、1991年、ワトーの解散により、完成を待たずにそのまま放棄されていったものだそうである。 ソース:In the Huge Abandoned Bunker – English Russia バンカーの構造は2つの円筒形をしたコンクリート製のもので、10~12階層に分かれており、直径36メートル、深さ50メートルで、中央深部には冷凍施設があったそうだ。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイ