7日、「ミシュランガイド東京」に掲載されるお店が発表になりました。漫画の主人公に憧れて職人になった、異色の板前さんが一つ星を獲得です。 午後に発表されたミシュランガイド東京で一つ星に選ばれた寿司店「すし家 祥太」。店主は、ムン・ギョンハンさん(33)、韓国人です。江戸時代から引き継がれた巧みな技術が認められました。 ムンさんの寿司職人としての道のりは、波乱万丈なものでした。そもそも、寿司職人を目指したきっかけが中学3年生の時に韓国で読んだ日本の漫画。主人公の少年が寿司職人として成長する「将太の寿司」でした。 ミシュラン一つ星「すし家 祥太」店主、ムン・ギョンハンさん:「鳥肌が出るくらい面白いなと思ったんです」 ここからムンさんの“リアル将太の寿司”が始まります。寿司を食べたこともなかったのに、調理師学校に入学。卒業後、ソウルの高級寿司店に勤めます。 24歳の時に来日、日本語ができないムンさ