Firefox は、ユーザーのプライバシーやセキュリティを重視し、利用者を第一に考えるブラウザーとして、多くの個人利用者に親しまれていますが、日本では特に、法人単位での導入ケースも多く見られます。 これは、Windows、Mac、Linux、モバイルといった複数の OS をサポートしつつ、最新のウェブ技術やセキュリティに継続的に対応しているブラウザーであるという理由もさることながら、「脆弱性対応は最優先だが、機能変更は最小限としたい」といった法人利用の現場の声に応え、セキュリティ修正のみを長期継続する Firefox の延長サポート版 "ESR (Extended Support Release)" を提供している点、そして、Firefox の祖先である Netscape の時代から法人利用を意識し実装をしている集中管理機能や柔軟なカスタマイズ性が評価されている点もポイントとなっています。