「制限時速70キロのところを130キロ出しているが、(警察に)捕まらない」。16日の兵庫県議会警察常任委員会で、委員の原哲明県議(63)=自民、淡路市選出=が、自ら運転する車で60キロの速度超過をしたと発言した。委員会終了後に会議録の訂正を申し出たといい、取材に対して「自分のことでなく、他にそういう車があるという話」と釈明した。 原県議は、所用で大阪府内へ車で出向く際に利用している阪神高速の速度違反取り締まり装置(オービス)について「130キロ出しているが捕まらない」「本当に作動しているのか」と質問。県警側は「老朽化で作動していないところもある」などと答弁した。 委員会終了後、原県議は取材に「オービスの作動状況を問いただそうとして過剰な表現になった」と釈明。会議録については「130キロぐらい出しても捕まらない車がある」との表現に訂正するよう申し出たという。一方、問題のオービスの場所は「湾岸