日本維新の会に離党届を提出した東国原英夫衆院議員は12日午前の日本テレビの番組で、離党の理由として石原慎太郎共同代表ら旧太陽の党系議員との確執を挙げ、「憲法観も歴史認識も底から違う。自民党に30年、40年もいた永田町の妖怪と戦うのはえらいことだった。地獄のような1年だった」と述べた。 また、旧太陽系と橋下徹共同代表ら大阪維新の会系が「分裂する可能性は高い」との見方を示し、「自分が党を出ることが誘い水になればいい」と決別を促した。東京都知事選があった場合の対応については「ノー・プラン、ノー・マネー(計画も資金もない)」、宮崎県知事選に関しても「宮崎県は卒業した」などとしていずれも否定した。