「ダウンロード違法化」が不可避に――12月18日に開かれた、「私的録音録画小委員会」(文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会内)で、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード(※注:「ニコニコ動画」「YouTube」などでのストリーミング視聴は含まない)を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。 同委員会が公表した「中間整理」に対するパブリックコメントでは、「ダウンロード違法化」に対し、一般ユーザーから多数の反対意見が寄せられた。それでも違法化の方向が固まったのはなぜだろうか―― 争点:「30条の適用範囲」とは 著作権法30条では、著作物の複製について、「私的使用」のための複製を認めている。私的使用とは、「個人的に、または家庭内、これに準ず
子供の環境への適応能力には驚かされることがあります。実際、幼稚園児の姪っ子はiPadの使い方完全に理解しているし、小学生の甥っ子はkinectを使って、妹と遊べることを見いだした。僕にとっての事実です。 理解というのが、どこまでのものを言うべきなのかわからないけど、子供はたぶん、自分の目の前にある世界を必死に理解しようとしている。だから、遊べるし、怖がる。普通の事ですよね?でも、ひょっとしたら、彼らにとってそういう瞬間のすべてが途方もないインパクトを持った経験なのかも知れない。それが怖い。 そういう怖さを素直に表現したら、「電脳コイル」になるのだと、思う。 作品中、主人公のお母さんが主人公を抱きしめて、いくつかの台詞で問いかける。子供はただ、うんとうなづく。実際、主人公がどう思ってるのかわからない。作品中、唯一、大人の視点で主人公を見つめたシーンです。怖がってる大人と、必死に世界を理解しよ
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