親の介護を理由に、これまでの働き方が続けられなくなり「介護離職」をする人が社会問題になっています。 厚労省が5年に1度実施している「就業構造基本調査」の最新版(2012年)によると、2011年10月から2012年9月の1年間介護離職をした人は10万人以上にものぼっています。 その前の1年から比べると1万数千人も増加しており、現在もこの数は増えているのではないかと予測されます。そうした中で、今回の【まとめ】ニュースのテーマは「介護離職を奨められない理由」としました。 確かに、自分の仕事と親の介護を両立させるのは難しいことでしょう。肉体的・精神的な疲労は経験したことのない人には理解できないことですし、その披露の度合も各家庭において異なるものになるでしょう。 下記のグラフは、「明治安田生命福祉研究所」の調査結果です。 見ると、確かに他人には分かり得ない理由があり、特に「仕事と介護の両立に精神的限