「アメリカはたいへんですよ」と答えたときの眼は、まるで笑っていなかった。 井川慶の直面している現実とアメリカのビジネスの厳しさ - 横浜逍遙亭 中山さんと、元メジャーリーガーの新庄がお笑い番組に出演したときの話をした。ニューヨーク駐在での記憶を紐解き「英語を話せないと相手にすらしてもらえない」と語る中山さんの眼は、前述の新庄と(おそらく)同じように、まるでちっとも笑っていなかった。彼が発する言葉には「生き抜いてきた」者だけが発する重みがあった。 語学に関して、僕の場合で言えば英語になるのだけど、果たしてその習得を避けて、この先生きていけるのだろうか。 「早い」と謳われるウェブですら、オリジナルのリリースから翻訳などで、日本語でニュースが読めるのに3日程のタイムラグがある。最近購入した梅田望夫氏の推薦文(帯)があった書籍「ニューノーマル」は日本版が2008年、オリジナルが出たのは2004年だ