製作委員会方式への批判がtwitterを駆け巡った8月27日付でオリコンスタイルに掲載された大高宏雄氏の記事がこの週末、twitterで話題になった。 東宝“単独製作”『シン・ゴジラ』で露呈した製作委員会方式の功罪 『シン・ゴジラ』が野心的な内容で成功したのは、東宝100%出資で日本映画の常識である製作委員会方式ではなかったからだという内容だ。私は大高氏を映画ジャーナリストとして尊敬しており、その独自の視点からいつも学びを得ているのだが、この記事は製作委員会方式をイメージだけで語っており残念だと感じた。だがtwitterで大変に拡散され、読者の多くが製作委員会を映画界の悪者扱いしている。 私は映画界を擁護すべき立場にはないが、誤った印象が広がるのは良くないので、僭越ながら反論めいたことを書いておきたい。 製作委員会方式で中身への口出しはあまりないどうやらネット上ではもともと製作委員会方式に