2011年4月5日のブックマーク (2件)

  • これから受けるテストへの不安感を紙に書いて吐き出すとテストの成績が良くなる:不安な気持ちはヒトの脳の情報処理能力をも蝕むという実験的証拠 – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – headlines】 Writing about testing worries boosts exam performance in the classroom (Ramirez G, Beilock SL, Science. 2011 Jan 14;331(6014):211-3) 震災前からずっとreviewしようと思ってそのまま忘れかけていたんですが、先日のエイプリルフールネタで少し触れましたので、ついでに取り上げてみようかと思います。 <一般向け> 学生にとって、テストや受験でベストの成績を残したいという願望は大変強いものがあります。一方でもしテストで失敗すれば、担任の教師や同級生か馬鹿にされるというだけでなく、それこそ望む大学に行けなかったり奨学金が取れなかったりして、高いレベルの教育を受ける機会を逸することすら考えられます。これまでの研究では、そのようなプレッ

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    SCR 2011/04/05
  • 治療論 その1 (改訂版) まずは「禁欲規則」について真剣に考えよ

    精神療法はいかにあるべきかについて考える際には、フロイトの「禁欲原則」について、特にその功罪について真正面から捉える必要がある。 ある高名な分析家の先生なら、精神分析の技法論には次のようなことを書くはずだ。「精神分析においては患者の願望を満たしてはいけない。すなわち患者に愛情を与えたり褒めたりすることは慎まなくてはならない。治療者は患者が見ることを避けていた無意識内容に直面化するのを手伝うことが、その分なのだ。」。いわゆるフロイトの禁欲規則 rule of abstinenceの考え方である。でもこれって、治療来のあり方だろうか?何かが違う。それが私の出発点といって言い。 この禁欲規則、どうでもいいと思っている治療者も多いが、私には無視できない問題である。というかこの問題に真剣にこだわっていない治療者は、私としては力不足の表れだといいたい。 精神分析を一生の仕事と考えていた私としては、

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    SCR 2011/04/05