スクリーンに表示された脳の画像(2012年3月27日撮影、資料写真)。(c)MIGUEL MEDINA / AFP 【7月16日 AFP】脳卒中で発話能力を失った人の大脳皮質活動を「解読」し、まとまった文章にする神経機能代替装置の開発に世界で初めて成功したとする米研究チームの論文が15日、米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された。 筆頭著者の一人で、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の博士課程を修了したデービッド・モーゼス(David Moses)氏(工学)は、「自然な意思の疎通ができない人にとって、重要で画期的な技術革新だ」と述べている。 UCSFのチームは、これまでの研究よりも速く有機的なコミュニケーションの実現を目指し、「脳・コンピューター・インターフェースによる腕と声の回復(Brain-