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  • 話せない人の脳の活動から文章直接解読 世界初の装置開発 米

    スクリーンに表示された脳の画像(2012年3月27日撮影、資料写真)。(c)MIGUEL MEDINA / AFP 【7月16日 AFP】脳卒中で発話能力を失った人の大脳皮質活動を「解読」し、まとまった文章にする神経機能代替装置の開発に世界で初めて成功したとする米研究チームの論文が15日、米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された。 筆頭著者の一人で、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の博士課程を修了したデービッド・モーゼス(David Moses)氏(工学)は、「自然な意思の疎通ができない人にとって、重要で画期的な技術革新だ」と述べている。 UCSFのチームは、これまでの研究よりも速く有機的なコミュニケーションの実現を目指し、「脳・コンピューター・インターフェースによる腕と声の回復(Brain-

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    SCR 2021/07/17
  • 長年の論争に決着? 紅茶のミルク 「最後に入れる」派が約8割 英調査

    英ロンドンのホテルでカップに注がれる紅茶(2016年8月11日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / JUSTIN TALLIS 【8月1日 AFP】英国には数多くの文化的論争が渦巻いていると思われるが、長年争いのもととなっていたある論争に決着がついたようだ。その論争とは「紅茶にミルクを入れるのは最初か最後か?」というもの。 紅茶を飲むことは英国で好まれる時間の過ごし方とされている。しかし、その作法は紅茶通らを何世紀にもわたって対立させてきた。また各作法は社会階層を示すものだともされてきた。 論争の中でも最たるものはミルクをいつ入れるかという問題だった。だが7月31日に発表された調査結果によると、ミルクは最後に入れるべきだと考える英国人は、最初に入れるべきという英国人のほぼ4倍もいることが明らかになった。 英国の調査会社ユーガブ・オムニバス(YouGov Omnibus)が実施した

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    SCR 2018/08/02
  • 「強迫的性行動症」は精神疾患、依存症かどうかは未判断 WHO

    スイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)部入り口(2018年5月18日撮影)。(c)AFP/Fabrice COFFRINI 【7月15日 AFP】世界保健機関(WHO)はこのほど、「強迫的性行動症(Compulsive sexual behaviour disorder、CSBD)」を精神疾患と認めた。しかし関係者は14日、ギャンブルや薬物に対するものと同様の依存症かどうかについては、まだ判断が出ていないと述べた。 「セックス依存症」という言葉は議論を引き起こしつつ数十年にわたって使われてきたが、こうした症状が実在するかどうかをめぐっては専門家の間で意見が分かれていた。WHOは先月発行した「国際疾病分類(ICD)」最新版でCSBDを精神疾患として記載し、「セックス依存症」という概念を正式に認めることに向けて一歩を踏み出した。 WHOはICDの中で、CSBDを「反復性のある強い性的な衝

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    SCR 2018/07/17
  • 摂食障害―フィギュアスケート界が抱える「知られたくない秘密」

    ロシアのソチで行われた学生の討論会に参加した元フィギュアスケーターのユリア・リプニツカヤさん。Sputnik提供(2017年10月18日撮影、資料写真)。(c)Sputnik/Grigoriy Sisoev 【2月26日 AFP】4年前に行われたソチ冬季五輪で、ロシアのユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaia)さんはフィギュアスケート団体で母国に金メダルをもたらし、大会を席巻した選手の一人として観客を魅了した。当時15歳だったこの少女はその足元に世界がひれ伏し、同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領から公の場で抱擁も受けたが、やがて地面が崩壊する事態に直面した。 【写真特集】フィギュアスケーターのビフォーアフター リプニツカヤさんは昨年9月、拒症に関連した健康問題を理由に現役を引退。昨年1月にイスラエルのクリニックで治療を模索し、19歳という若

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    SCR 2018/02/27
  • 英国で「孤独担当相」新設、現代社会の「悲しい現実」に対処

    英ロンドンで毎年行われるチャリティーパンケーキレースに参加した、トレイシー・クラウチ下院議員(2013年2月12日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / ANDREW COWIE 【1月17日 AFP】英国のテリーザ・メイ(Theresa May)首相は17日、「あまりにも多くの人々」が置かれている「現代の暮らしの悲しい現実」に対処するために「孤独担当相」を任命した。 文化・メディア・スポーツ省でスポーツと市民社会を担当するトレイシー・クラウチ(Tracey Crouch)政務次官が新設された「孤独担当相」に就任し、英国社会の孤独問題に取り組む。 メイ首相は「わが国の社会、そしてわれわれ全員が抱える孤独という問題に向き合い、高齢者や介護者、愛する人を失った人々──話をする相手や自分の思いや体験を分かち合う相手がいない人々が直面している孤独に対し、行動を起こしていきたい」と述べた。

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    SCR 2018/01/18
  • 魚にも性格がある 問題を回避するか探るか個体によって差 英研究

    水槽のグッピーを狙う捕性のブルーアカラとサギ。実験のイメージ画像(2017年9月25日提供)。(c)AFP/UNIVERSITY OF EXETER / TOM HOUSLAY 【9月26日 AFP】魚には各個体によって異なる複雑な性格があることが、英大学の研究チームが25日に発表した研究結果で明らかになった。 英エクセター大学(University of Exeter)の研究チームは、トリニダード(Trinidad)島原産のグッピーを使って、さまざまなストレスがかかる状況で各個体がどのように行動するかを観察し、その反応に大きな違いがみられることを発見した。 研究チームは、さまざまなレベルのストレスを引き起こすように考案された状況で、グッピーの各個体がどのように対処するかを調べた。その結果、グッピーの挙動については、単にリスク選好やリスク回避としてだけでは説明がつかないことが分かった。

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    SCR 2017/09/27
  • 統合失調症患者の幻聴、脳への磁気刺激で改善 研究

    脳のスキャニング画像(2016年4月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/JONATHAN NACKSTRAND 【9月5日 AFP】統合失調症患者を悩ます幻聴を起こす脳の部分を特定し、磁気パルス治療により幻聴を一部抑えることに成功したとの研究結果が5日、仏パリ(Paris)で開かれた欧州神経精神薬理学会(European College of Neuropsychopharmacology)で発表された。 研究チームは、統合失調症患者の言語性幻聴に関わる脳の解剖学的部位をある程度突き止め、高周波の経頭蓋磁気刺激法(TMS)によって、臨床実験に参加した患者の3分の1以上で症状が改善されたことを明らかにした。 臨床実験では、統合失調症患者でTMS治療を実際に行った26人と、プラセボ(偽の)治療を行った33人を比較。前者のグループには、2日間にわたって1日2回、言語に関わる脳の側頭葉の部位に磁

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    SCR 2017/09/06
  • 「怒ったまま寝るな」に科学的信ぴょう性、記憶実験で示唆

    【11月30日 AFP】熟睡によって、嫌な記憶が脳内で強化される可能性があるとの研究結果が29日、発表された。怒ったまま寝ることを戒める古い格言に、科学的な信ぴょう性を与える結果となっている。 中国と米国の研究チームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表した研究論文によると、形成されたばかりの悪い記憶を保持したまま眠りに就くと、それが脳に深く刻み込まれ、後にその記憶を拭い去るのがより困難になるという。 中国・北京師範大学(Beijing Normal University)で今回の研究を実施した論文の共著者、柳昀哲(Yunzhe Liu)氏は、AFPの取材に「昔から『怒ったまま寝るな』と言われているが、この忠告が一定、理にかなっていることを今回の研究は示唆している。床に就く前にまず、けんかの解決を勧めたい」と語る。 柳氏らは睡眠が記憶

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    SCR 2016/12/03
  • 幼児に簡単な道具「作り・使う」能力、生まれつきか 研究

    おもちゃで遊ぶ子どもたち。独ベルリンの幼稚園で(2007年5月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【2月25日 AFP】幼児には、教えられなくても簡単な道具の作り方や使い方を理解している可能性があるとの研究論文が24日、発表された。これは既存の社会通念やこれまでの研究に疑問を投げかける成果だ。 人間の持つ、高度な道具を設計・使用するという類いまれな能力については、これまで、模倣や学習を通じて継承されるものと広く見なされてきた。 しかし、今回の研究で行われた、2~3歳半の幼児に道具を作り出す能力が元々備わっているのかを調べる実験を通じて、この考えが必ずしも正しいわけではないことが示された。 英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」によると、英バーミンガム大学(University of Birmi

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    SCR 2016/02/27
  • 「悪は凡庸」ではない?有名実験を新たに研究

    ナチス・ドイツ(Nazi)のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に関与したナチス親衛隊のアドルフ・アイヒマン(Adolf Eichmann)についてベルリン(Berlin)で開かれた展覧会で上映されるアイヒマンの裁判の映像(2011年4月5日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【9月9日 AFP】普通の人々を悪事に駆り立てるものとは何か──この問いについて哲学者や倫理学者、歴史家や科学者たちは何世紀も論争してきた。 現代にも大きく通じる考えの一つは「ほとんど誰もが」、命令されれば残虐行為を働くことができるというものだ。独裁的な人物の命令や同調意識によって、我々はブルドーザーで家を押し潰し、を燃やし、親から子どもを引き離し、彼らを殺すことさえやり遂げることができる。このいわゆる「悪の凡庸さ」は第2次世界大戦(World War II)中に何故、教育を受けた一般的なドイツ人が、

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    SCR 2014/09/10
  • 米出会い系サイト、利用者に黙って「恋の方程式」実験

    ウェブページを表示したパソコンのスクリーン画面。フランス・パリ(Paris)で(2013年3月15日撮影)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE 【7月29日 AFP】米出会い系サイト「OKキューピッド(OkCupid)」は28日、カップルを成立させるための公式を改良するために、ネット上で利用者の気持ちを「もてあそび」心理実験を行っていたことを明らかにした。 米SNS大手フェイスブック(Facebook)が投稿を操作し、利用者の感情に与える影響を調査していた事実が判明し批判が広がる中、OKキューピッドの共同創業者クリスチャン・ラダー(Christian Rudder)氏は「人間に関するわが社の実験」と題した文章をブログ上に投稿し、今回の調査の正当性を主張した。 その中でラダー氏は「フェイスブックが『ニュースフィード』を操作して行っていた『実験』を皆さんが気に入らないということ

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    SCR 2014/07/30
  • 自閉症、遺伝要因と環境要因の重要性は同等 調査報告

    仏リヨン(Lyon)近郊リル・ダボー(l'Isle d'Abeau)にある医療施設でネックレスを作る自閉症の男性(2012年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK 【5月5日 AFP】自閉症の原因評価において、遺伝要因と環境要因が等しく重要であることを示す調査の結果が、米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA、電子版)に掲載された。 米マウントサイナイ医科大学シーバー自閉症研究センター(Mount Sinai Seaver Center for Autism Research)などの研究チームは、スウェーデンで1982年~2006年に200万人以上から採取されたデータを調べた。 調査の結果、自閉症で遺伝が関係していたケースは約50%で、環境的要因と同程度であることを発見したと

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    SCR 2014/05/07
  • 恋人のDV歴を照会可能に、英「クレア法」が来年施行

    ルーマニアの首都ブカレスト(Bucharest)の議会前で、ドメスティック・バイオレンス(DV)の廃絶を求めてデモを行う女性たち(2011年11月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/DANIEL MIHAILESCU 【11月26日 AFP】英イングランド(England)とウェールズ(Wales)の女性は、恋人にドメスティック・バイオレンス(DV)の犯罪歴があるかどうかを警察当局に照会できるようになる。英政府が25日、発表した。 2009年に元恋人の男に殺害されたクレア・ウッド(Clare Wood)さん(当時36歳)から名称を採った「クレア法(Clare's Law)」は、同国の一部地域での1年間に及ぶ試験期間を経て、来年3月に施行される予定となっている。 1児の母だったウッドさんは、米SNSフェイスブック(Facebook)を通じてジョージ・アップルトン(George Applet

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    SCR 2013/11/27
  • 子どもの「6歳就学」を延期する親たち、ドイツ

    ドイツ南部ミュンヘン(Munich)近郊アイヒェナウ(Eichenau)の幼稚園で、塗り絵をする子ども(2013年10月9日撮影)。(c)AFP/CHRISTOF STACHE 【11月5日 AFP】ドイツで子どもの就学を遅らせる親が増えている。ドイツ連邦統計局(Destatis)によると、2011-12年度に小学校に入学した児童の6%は就学時期を延期した子どもで、うち3分の2は男児だった。一部地域ではこの割合がさらに高いという。 ある母親は、息子の就学を1年遅らせた。6歳になる直前に入学する予定だったものの、「自分で自分のことが全くできず、何かできないとすぐ不機嫌になる」(母親)ため、息子を幼稚園に1年長く通わせた。母親はAFPに対してこの判断は正しかったと語り、「今は学校に適応している」と強調した。 15年前にドイツ当局は、子どもが6歳の誕生日を迎える暦年に就学年齢を前倒しする方針を打

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    SCR 2013/11/06
  • マウス実験でダウン症からの回復に成功、米研究

    都内にある井の頭公園のネズミ(2008年1月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【9月5日 AFP】生まれたばかりのマウスを用いた実験で、ダウン症候群(ダウン症)から回復させることに成功したとする論文が、4日の米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)」に掲載された。米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の研究チームが発表した論文は、マウス実験の成功をそのまま人間のダウン症の治療につなげてはいないが、将来的に画期的な治療をもたらす可能性があると研究者らは期待している。 21番染色体が通常よりも1多く3存在することにより、知的発達の遅れなど健康問題を生じるダウン症には現在、治療法がない。 研究チームは、人間のダウン症と同様の症状を起こすよう遺

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    SCR 2013/09/06
  • 米軍内の自殺増加、戦闘経験とは関連なし 研究

    アフガニスタン・ロガル(Logar)州のバラキ・バラク(Baraki Barak)地区周辺を巡回する北大西洋条約機構(NATO)軍が主導する国際治安支援部隊(ISAF)の兵士(2012年10月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Munir uz ZAMAN 【8月15日 AFP】米軍の全部門の現役・退役兵15万人を対象にした研究で、近年、米軍内で起こっている自殺者数の増加は、戦闘経験や戦場への派兵のせいではなく、兵士の間で以前からある精神衛生上の問題が指摘されるとする結果が「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」に発表された。 2001年から08年の間に自殺した83人の質問票データを分析した結果、自殺の増加に関わる危険因子として、男性であること、うつ病または双極性障害(そううつ病)があること、深酒または大量飲酒

    米軍内の自殺増加、戦闘経験とは関連なし 研究
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    SCR 2013/08/16
  • 自閉症に「母親由来の抗体」が関係、研究

    パリ(Paris)郊外サン・ドニ(Saint Denis)の病院のベッドに横たわる新生児(2013年3月19日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/JOEL SAGET 【7月10日 AFP】未だ謎の多い自閉症を研究する研究専門家らのチームは9日、胎児の発達中の脳にあるタンパク質を標的にする母親由来の抗体群を発見したと発表した。医学誌「Translational Psychiatry」に掲載された報告書によると、研究チームは自閉症スペクトラム障害(ASD)の子どもの母親246人と、障害のない子どもの母親149人を比較し、ASDの子どもの母親のグループでは、全体の4分の1近くにこの抗体群の組み合わせがあることを突き止めたという。 抗体は免疫系における「歩兵」で、「キラー細胞」が標的とするウイルスや微生物に印を付ける役割を担っている。だがときに、これらの抗体は自己の健康なタンパク質を標

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    SCR 2013/07/11
  • 健常者でも「幻肢」を体験可能、研究

    ロシア・モスクワ(Moscow)で中国ちょうちんに触れる人(2012年3月31日撮影)。(c)AFP/KIRILL KUDRYAVTSEV 【4月12日 AFP】手術で手足などを失った人の多くは、「幻肢(げんし)」と呼ばれる、失った手足がまだ存在するかのような感覚を経験する。だがスウェーデンの研究者らが11日の米神経科学専門誌「ジャーナル・オブ・コグニティブ・ニューロサイエンス(Journal of Cognitive Neuroscience)」に発表した研究論文によると、健常者でもこの奇妙な感覚を経験することが可能だという。 論文の主執筆者で、スウェーデンのカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)のアービット・グーテルスタム(Arvid Guterstam)氏は、「身体的自己の経験を形成するという点では、脳にとって、実際に手が見えることの重要度は著しく低いことがわ

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    SCR 2013/04/18
  • 「どのくらい痛いか」が脳スキャンで計測可能に、「心の痛み」も調査 米研究

    フランスで撮影された磁気共鳴画像装置(2012年10月29日撮影)。(c)AFP/JEAN-PIERRE CLATOT 【4月11日 AFP】人がどの程度の痛みを感じているのかを脳スキャンで測定することに成功したとする論文が、10日の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に発表された。痛みの度合いを検査で正確に計測することが将来、可能になるかもしれない。 論文の主著者、米コロラド大学ボルダー校(University of Colorado at Boulder)のトール・ウェイジャー(Tor Wager)准教授は「現在、痛みやその他の感情を測る上で臨床的に許容できる方法は、人にどう感じるか聞くしかない」と指摘する。 研究チームは被験者114人を対象に、左前腕に「温かい」から「熱い」までの熱を加え、磁気共鳴画像装置(M

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    SCR 2013/04/12
  • 男性、生物学的に親友の妻との性関係に嫌悪感か

    【3月24日 Relaxnews】21日に発表されたジャーナル「Human Nature」に掲載された米大学の研究によると、男性は生物学的に、親友のとの性的関係に嫌悪感を持つ性質が備わっている可能性があることが分かった。 ミズーリ州立大学(University of Missouri)の研究チームが行った研究では、成人男性が親しい友人の配偶者と話をする際に、男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が減少していたことが確認された。すでに発表されている過去の研究でも、男性のテストステロン分泌量は、女性を魅了しようとする男性同士の競争に影響することが示されている。 今回の研究を主導した人類学者のマーク・フリン(Mark Flinn)教授は、「友人のパートナーを追いかける機会は数多くあるかもしれないが、1回の機会あたりでみると、男性が不倫の関係を持ちかけることは比較的まれだ」という。 研究チームは

    男性、生物学的に親友の妻との性関係に嫌悪感か
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    SCR 2013/03/25