いまから11年前の2011年、ウォールストリートジャーナル(WSJ)に寄稿されたあるコラムが話題となりました。それは、世界で初めて一般に普及したWebブラウザ「Netscape」の開発者として知られ、現在はベンチャーキャピタリストとなったマーク・アンドリーセン氏が書いたもので、コラムのタイトルは、”Software Is Eating the World”。「ソフトウェアが世界を飲み込む」というものでした。 彼はこのコラムの中で、多くの産業がソフトウェア企業によって置き換わりつつあることを指摘し、そのトレンドがその後もより広範囲な産業に影響を及ぼすと予想していました。この11年前のアンドリーセン氏の予想は現実となり、いまやファッション、金融、自動車など、ほとんどの産業において、ソフトウェアによって成立することを前提とした戦略とアクションが必須となっています。 しかも、ソフトウェアを動かすコ
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