既報の通り昨日の朝日杯は準優勝という結果でした。 午前中の久保王将との一戦は後手番になりゴキゲン中飛車を受けてたつ形に。部分的には定跡化されている形に進みましたが微妙に違う形を生かされて苦しくなりました。秒読みに入ってから△2七角成の勝負手が結果的にうまくいったようで制勝することができました。 午後の決勝は藤井五段(当時)との一戦に。研究会等でも指したことはなく純粋な初手合いでした。後手番になり角換わり腰掛け銀の将棋に誘導したもののその後の作戦がいまいちだったようで終始守勢に回らされる展開になってしまいました。対局中は難しい勝負なのかと思っていましたが後から振り返ってみるとこちらにチャンスらしいチャンスのない将棋だったかもしれません。実戦は▲4四桂を見落として一気にダメにしてしまいましたが代案もなくすでに苦しかったようです。 結果は準優勝。決勝戦の相手は藤井六段ということで棋士になってこれ