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ブックマーク / hatekupo.hatenadiary.org (7)

  • 官製(館製)ワーキングプアと規制緩和 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    とある首都圏近郊の委託図書館員の給与を概算で見積もってみました。 時給770円×4.5時間=3,465円(日給) 日給3,465円×4.5日×52週=810,810円(年収年収810,810円÷12月=67,568円(月収) となります。配偶者特別控除を楽々クリアです。さらにこの中から所得税を引かれ、国民健康保険税等を納めるとなると、単身で生活を営むのは辛いものがあります。それなりの収入を得ている配偶者または同居の親族でもいない限り、生活は成り立ちません。 興味深いのは生活保護。条件は異なりますが(東京都)、20代単身世帯の場合 第1類 40,270円(20-40歳) 第2類 43,430円(単身世帯) 住宅扶助 (最大)53,700円 合計 137,400円(月額) 単なる収入だけで比較すれば2倍の差があります。もちろん所得税等はかかりませんし、ほかにも各種公租公課の減免や、就学援助

    官製(館製)ワーキングプアと規制緩和 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    SUM
    SUM 2012/02/08
  • 専門知をガン無視すれば、司書ほど素敵なショーバイはない? - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    舞踏会から断頭台への行進更新 司書としては「鬼籍」になった私ですが、さっさと、「成仏」というか、自らの「墓誌」を刻んでしまおうというワケでエントリ更新中です。ちなみに、今聴いている曲はベルリオーズ ベルリオーズ:幻想交響曲 アーティスト: サイトウ・キネン・オーケストラ小澤征爾,ラヴェル,ベルリオーズ,小澤征爾,サイトウ・キネン・オーケストラ出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2008/07/16メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見るこの曲、作曲者自身がアヘンを吸っていたという説もありますが、 牧歌的なかつての職場>華やかな舞踏会>転じて断頭台 という流れとなりますと、もはは、他人事とか幻想とかじゃなくなってきますね。まぁ、自分はアヘンは吸ったこともないし、煙草は6年前に止めました。あぁ、でもそうか。「デパス中毒者」といえな

    専門知をガン無視すれば、司書ほど素敵なショーバイはない? - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
    SUM
    SUM 2011/08/23
    一般論として、専門性の高くて読み手の少ない本は、大学図書館とまでは言わずとも、大規模図書館に寄せて相互融通で処理するという発想を私は否定しないんだけど…でも、ねぇ。
  • “なんちゃってプロポーサブル”の威力と限界 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    追記・このエントリは「Tariki」氏の“コメント”も合わせてお読みください 決戦は土曜日? さる11月6日夜は、日シリーズも、「ヨコハマブックブククラブ Presents ラボ図書環第1回ワークショップ+ツアー」も大変盛り上がりましたね〜。自分としては、後者参加の皆様が、厳戒態勢の横浜で“怪しい集団”扱いされなくてなによりだったと思います。 さて、私は@Vipper_The_NEETこと「たりき氏」による“岡崎市公文書開示請求結果読書会”Ustに耳を傾け、おおいにこれまた興奮したワケです。 残念ながら、聴き取りにくい部分もありましたので*1、誤り(空耳)もあろうこと思いますが、以下、自分が感じたことを述べます。 単なる価格競争は愚だけれども かつて、私は次のようなエントリ ・なんでも入札=価格競争の愚が技術立国ニッポンを揺るがす〜図書館コンピュータシステムの現状から(2010-8-30

    “なんちゃってプロポーサブル”の威力と限界 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
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    SUM 2010/11/08
  • 「岡崎市立中央図書館事件」から学ぶことがいくらでもある。 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    Librahack氏にはじまる岡崎市立中央図書館問題は、このブログでも取り上げてきたところですが、ついに岡崎市が三菱電機インフォメーションサービス(=MDIS)を見限ったようです。 下種の勘繰り 個人情報を流失された方々にとっては、不謹慎ですし、あくまで自分の「下種の勘繰り」ではありますが… 私が、岡崎市立中央図書館の担当者であれば、表情は沈痛・怒り・悲しみ・遺憾の意を表しつつも、内心は小躍り、心の中ではガッツポーズをしていたことでしょう。 岡崎市立中央図書館としては警察に「被害届」を出してしまった以上、プログラムの不都合を理由にMDISを見限れない、死なばもろとも、一蓮托生の関係であったことは前に述べました。 今回、「個人情報漏えい」が発生したことで、岡崎市は自らを「被害者」とし、かつ、Librahack氏に謝罪することもなく、また「正当な理由」の名目のもとに“縁を切る”ことができるから

    「岡崎市立中央図書館事件」から学ぶことがいくらでもある。 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
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    SUM 2010/10/18
  • 岡崎市の事件は図書館界のワクを超え、地方自治全体の事件となっている - 匪図書館員hatekupoの絶対国防圏

    もはや図書館だけの問題ではない 嘆かわしいことです。 Librehackにはじまった岡崎市立中央図書館の問題は、いまや“個人情報流出”の観点から、地方自治全体の課題・事件として扱われるようになってしまいました。 私は、半病人になってからというもの、岡崎市中央図書館の問題をはじめ、図書館関連の情報・ニュースからは遠ざかっていたのですが、市役所のイントラネットで、岡崎市・えびの市の図書館利用者情報漏えいについて「(財)地方自治情報センター 自治体セキュリティ支援室」発行の情報提供で知ることになるとは思いもよらぬことです。 一応、両市のプレスリリースへのリンクを貼っておきます。 ・岡崎市の公式発表 http://www.city.okazaki.aichi.jp/appli/06/wp06_view.asp ・えびの市の公式発表 http://hpm.city.ebino.lg.jp/10100

    岡崎市の事件は図書館界のワクを超え、地方自治全体の事件となっている - 匪図書館員hatekupoの絶対国防圏
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    SUM 2010/10/10
  • 官民大組織のメンツを保つためには“個人の尊厳”なぞあったもんじゃない。Librahack事件について雑感 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    前回エントリ 先日(8月30日)、 「なんでも入札=価格競争の愚が技術立国ニッポンを揺るがす〜図書館コンピュータシステムの現状から」 というエントリをあげたら、ずいぶん多くのブクマがついていました。改めて岡崎市中央図書館問題への関心の高さを感じさせられました。 あのエントリでは、 「文系だから」 「苦手だから」 「ITは専門家にやらせておけばいい」 そう、お考えの司書は、まずは反省すべき。 そのように書きましたが、今頃になって 「反省すべきは自分もそうだな」 と反省しております。これでは、またいつぞやのように「酷評」と罵られてもしかたないことです。 が、 「文系だから」 とおっしゃるなら、もう少し人文系にとらわれず、特に自治体直営の司書(=地方公務員)であるならば、もう少し地方公務員としてしっておくべき、自治体法務(地方自治三法など)を知っておくことも必要であるし、契約事務そのものについて

    官民大組織のメンツを保つためには“個人の尊厳”なぞあったもんじゃない。Librahack事件について雑感 - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
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    SUM 2010/09/05
  • なんでも入札=価格競争の愚が技術立国ニッポンを揺るがす〜図書館コンピュータシステムの現状から - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」

    岡崎市での図書館システムの問題が話題になっております。 この問題そのものについては、「図書館退屈男」様のまとめが、個人的に気に入りましたので、それをトラバさせていただきます。 ・OPACをクローリングしたら逮捕されるこの国で/図書館退屈男(2010-8-23) http://toshokan.weblogs.jp/blog/2010/08/opac_goes_public_infrastructure.html で、ここからは下世話な体験談。 図書館人が3人以上集まると、すぐにグチの云いあいが始まります。 ネタとして、もっとも多いのが、“親子のマナー@図書館”“勤務館でのセコい労働強化”が多いのですが、 “図書館コンピュータシステムへの不満” もトップスリーにランキングされるでしょう。 その中身はといえば、やれ 経費(リース料・ライセンス料)がとにかく高い 使い勝手が悪い アフターサービス

    なんでも入札=価格競争の愚が技術立国ニッポンを揺るがす〜図書館コンピュータシステムの現状から - 匪図書館員hatekupoの「貸出しバカ一代」
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    SUM 2010/08/30
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