解説・遺言判例140 作者: 倉田卓次出版社/メーカー: 判例タイムズ社発売日: 1996/12/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る*本エントリは、@asty_md先生のご示唆を踏まえて調べた結果をまとめたものです。先生、どうもありがとうございます。 1.法学部生とそれ以外を判別する簡単な方法 いわゆる法律学会/法曹界には「業界読み」というものがある。 有名なものとしては、「乙女」「何人」「同人」がある。 一般人は「おとめ」「なんにん」「どうじん」と読むが、法学関係者は違う。「おつじょ*1」「なんぴと*2」「どうにん*3」と読む。 2.「いごん」か「ゆいごん」か こういう普通の日本語と異なる用語が多い中、従来から論争が繰り広げられてきたのが、遺言の読みは「いごん」か「ゆいごん」かである。基本的には、「いごん」が多数説である*4。 しかし、「ゆいご