ペットの寿命は、近年長くなったといわれています。例えば犬の平均寿命は、1981年~1982年には8.3歳だったのが、2014年では13.7歳と伸びているのです。しかし、どれだけペットの寿命が延びてきていても、人間の平均寿命よりはずっと短いもの。 そのため、ほとんどの飼い主さんはペットの終末期を介護し、最期を看取ってあげることになります。犬や猫はもちろんチンチラやハムスターなど、すべての動物に言えることです。 「うちの子はまだ元気だから考えたくない。」と思うかもしれませんが、終末期の様子や介護方法ついて知っておくと、最期まで落ち着いて看てあげることができます。 今回はペット終末期の診療や介護に力を入れている獣医さんにお話を伺いました。飼い主さんもペットも最期まで幸せに過ごすためにもぜひ知っておいてください。 (執筆者:伊藤悦子) 終末期の介護を乗り切るコツは1人で抱え込まないこと ペットの介