こたログ:古き良き日本 - livedoor Blog（ブログ）現在秋葉原を歩けば多くのメイドさんたちを見かけることができる。彼女達のほとんどはメイド喫茶のアルバイトとして店の宣伝をしているのである。メイド喫茶と聞くとここ数年にできたもののように思えるが実はその歴史は古い。 今をさかのぼること55年前の昭和26年、秋葉原に一人の若い女性が切り盛りする小さな居酒屋があった。その女性の名は長倉マミ（当時16歳）である。幼くして母を空襲で亡くした彼女は苦しい生活を支えるために父の居酒屋の仕事を手伝っていた。しかし、その父も病気で倒れてからは代わって店の仕事を全て任されることになる。体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいでありながらも、マミはしんどそうな顔は誰にも見せなかった。そんな健気なマミの姿を見て心を打たれたイギリス人男性のブロンソン（当時27歳）がマミにとあるものをプレゼントした。それがメイド服である。継ぎ接ぎされた服しか着たことのないマミにとってそれは
