高周波成分を切り捨てたデジタルコンテンツ 世の中はデジタルコンテンツで溢れている。音楽の視聴スタイルも近年急速に変化し、CDから取り込んだ音楽をiPodで視聴することが当たり前となった。しかし、ご存じの通りCD音源は44.1kHzでサンプリングされているため、おおよそ20kHz以上の高周波成分はカットされている。これは人間の可聴上限である20kHz以上の高周波成分をカットすることでファイルサイズを小さくしているのだ。現行のCD、MD、MP3、BS及び地上波デジタル放送用音声規格はいずれも同様の高周波成分のカットを行っている。 CDへの移行時にアナログレコードの方が音が良いと言われたのは、このカットされた高周波成分に原因がある。カットされた高周波成分は非可聴なのでもちろん人間の耳には聞こえないのだが、脳波を取って調べてみると高周波成分を含む音楽の方がアルファ波が増加するなど有意な差が認められ
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