収益性、生産性の低さから非効率の極みのように言われる日本農業。ハイテク技術から最も遠い存在と決めつけがちだが、講談社+α新書の『日本発「ロボットAI農業」の凄い未来』はそんな思い込みを真っ向から否定する。日本農業はこれから一大変革期を迎え、AI(人工知能)やビッグデータ、IoTといった最先端技術を駆使した新しい形に生まれ変わるというのだ。著者で農業ジャーナリストの窪田新之助さんに聞いた。 ――人が行ってきた仕事をロボットやAI、IoTが代わりに果たしていく次世代の農業を「ロボットAI農業」と定義していますね。ロボットやAIといった先端技術と農業が結びつくということを、どういうきっかけで知ったのですか。 窪田:ロボットの農業分野での活用が始まったのはずいぶん古く、私が初めて見たのは2006年ごろ。まだ記者になって間もないころで、つくば市の今の農研機構の中央農業研究センターに行って、無人の田植
「日本人客のいないサイパンなんて考えられない。今後も継続的に日本人が来るようなキャンペーンを行っていきたい」――。 2月17日、東京都内のホテルで、サイパン・テニアン・ロタの3島の観光政策を統括するマリアナ政府観光局が開催したイベントでのこと。参加した旅行業関係者130人を前に、観光局長のクリス・コンセプション氏はそう訴えた。 米国のグアム、サイパンなど、日本人に身近なリゾート地に異変が起きている。日本からの旅行者数は1997年のサイパン(テニアン、ロタを含む)45万人、グアム111万人をピークに、2016年にはそれぞれ6万人、74万人まで激減した。 忘れられた旅行地となったサイパン 特にグアムの約3割減に対して、サイパンは約9割減と減少は著しい。マリアナ政府観光局日本事務所の一倉隆代表は「サイパンは忘れられたデスティネーション(旅行先)になってしまった」と嘆く。 その理由をJTBのある幹
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く