今回、音楽好きのライター/編集者の富山英三郎さんのコーディネートで、池上(川崎)、西成(大阪)、一宮(山梨)をレペゼンするヒップホップ・アーティストたちを取材した。レペゼンとは、富山さんいわく、英語の”represent(代表する)”から生まれた和製発音で、ヒップホップのミュージシャンは、ヤンキーと呼ばれる人々がそうであるように、生まれ育った地元から離れない人が多いのだという。 ヒップホップは自分たちの生活をリリック(歌詞)にしてうたう。東京生まれは別にして、東京は仕事の場であって、生活や創作の場ではない、と彼らは考えている。1970年代にニューヨークのブロンクスで生まれたサブカルであるがゆえの反骨精神なのか? 全員が少年院の経験者 というようなことを書いていても、ラップのファンにとっては先刻ご承知な話だろうし、テレビ朝日系深夜番組「フリースタイルダンジョン」で即興のラップバトルが盛り上が
リクルート住まいカンパニーが「住みたい街ランキング」の最新版を発表した。併せて発表された「穴場だと思う街(駅)ランキング」では、4年連続で北千住が1位となった。住みたい街としても、横浜、恵比寿、吉祥寺など全国区で知られるエリアに続き、23位に選ばれている。北千住に魅力を感じる人が増えてきた理由を、現地取材で探った。(写真/的野弘路) 「ガラの悪い地域」が変貌しつつある 北千住は江戸時代、日光道中と奥州道中と呼ばれた主要な交通路の宿場町として栄えた。その流れを受け、JR常磐線、東京メトロ日比谷線、同千代田線、東武伊勢崎線が乗り入れる線路網の要所で、2005年につくばエクスプレスが開通してからは、乗り換え駅としての利便性がさらに増した。 とはいえ、北千住を含む足立区のイメージは昔からあまり良くない。「週刊現代」2016年3月5日付の記事は、足立・葛飾・江戸川区を「下町三兄弟」と名づけ、東京都民
いま、生活者、消費者との「距離を縮める」ために必要なのは「広告」ではなく「コンテンツ」である。 次世代コミュニケーションの潮流を掴め! デジタル動画広告が市場を拡大してきた。バナーに比べれば訴求力のある広告フォーマットではあると思うが、そこはクリエイティブ次第。 最近ではあまり流行らなくなったかもしれないが、いわゆるリッチメディアに改めて注目したいと思う。それは動画市場によって、ブランディング目的の広告がデジタル広告を使うようになったからで、キャンペーン型のメッセージ訴求というより、ブランドの本質を恒常的に伝えるタイプの出稿として(デジタルだけで完遂するブランディング広告として)もっと取り入れていい。 その意味で、テレビCMとの統合効果を狙うキャンペーン展開型のデジタル動画と、こうした恒常的にデジタル出稿だけでのデジタル広告と、デジタルブランディングにはふたつの考え方があるかもしれない。
「痴漢は犯罪」と言われ、女性専用車両などの対策が取られるようになってから、久しく経ちます。にもかかわらず、痴漢に遭う人は後を絶たず、「Chikan」という言葉は国際語にさえなりつつあります。痴漢を撲滅することは、できないのでしょうか。 大阪大学大学院教授 牟田和恵さん 多くの痴漢被害があることは分かっていますが、数の多さ、被害の質など、きちんと調査されたことがほとんどありません。 性被害は元々声を上げにくい。痴漢は中でも軽視され、被害を訴えても周囲からは「たまたま当たっただけかも」などと言われ、「女に見られたってことだ。良かったね」と笑いごとにされることも。被害のために会社に遅刻したり電車が遅延したりすると「痴漢くらいで大騒ぎして」と女性側が責められることさえあります。 しかし、女性が「たまたま当たった」程度で痴漢だと思うことはまずありません。実態は、執拗(しつよう)に触り、下着の中に手を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く