ブックマーク / www.art-it.asia (23)

  • ニッポン国デザイン村:10 コスプレの闇

    コスプレの闇 いまや国際語となった「コスプレ」。ディズニーやマーベルコミックスが世界の漫画・アニメ界を支配していた時代には、ほとんど存在しなかった「お気に入りのキャラクターになりきる」という作品とのつきあいかた――だってミッキーマウスやドナルドダックやスーパーマンのコスプレが、どれほどポピュラーだったろうか――を生み出したのは、日漫画やアニメが、アメリカン・コミックスとはまったく別種の力学を持ってきたからではないか。 アメリカには昔からSF関係のコンベンションなどで、『スタートレック』や『スターウォーズ』のキャラクターに扮装して雰囲気を盛り上げるマニアたちがいた。日でも1970年代のコスプレ黎明期には、そうしたSFファンたちによる小規模なコスプレ・シーンがあり、またいっぽうでは1970年代からスタートした『コミケ』に代表される同人誌サークルでも、『ルパン3世』や『うる星やつら』のラム

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/08/24
    考えてみれば、ほんとうに変わった人間は仮装なんかする必要がない。
  • 『フレンチ・ウィンドウ』展 関連企画「河本信治:デュシャンという物語の始まり」 - ART iT(アートイット)

    京都国立近代美術館『マイ・フェイバリット——とある美術の検索目録/所蔵作品から』(2010) レディメイド展示風景(一部) 河信治「デュシャンという物語の始まり」@ 森美術館 マルセル・デュシャンについて詳しい人はいくらでもいます。正直、私の知識は半端だと思います。ただ、京都国立近代美術館が1987年に13点のレディメイド(1964年シュヴァルツ版)を収蔵してから20年以上の期間、デュシャンの作品を説明することは私が避けることの出来ない仕事のひとつでした。その過程で気付いたのは、デュシャンとその作品はその語り方、【どのように語るか】ということが重要なのだということでした。「デュシャンを語るということは、なにがしかのゲームに参加することなのだ」と自分で納得し、ようやく、デュシャンについて少し語れるかもしれないと思えたのが10年ほど前のことです。最初に、「日の講演で私がデュシャンについて語

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/08/23
    あらためて驚かされるのは、デュシャンが1917年に便器の「泉」、「リチャード・マット事件」を起こした時、彼は29歳9ヶ月の若さだったこと。
  • 畠山直哉 インタビュー (1) - ART iT(アートイット)

    Slow Glass #081, 2001, Coutesy of Taka Ishii Gallery 畠山直哉 物事のはじまり——言葉と写真 I. 花鳥風月ーー「文学的」写真について ART iT 以前読んだインタビューの中で、畠山さんは1980年代に「文学的な写真というものが、かなり批判された」と、おっしゃっていました。それは具体的にどのようなことでしょうか。 畠山直哉(以下、NH) 今ではそういうことを言う人は少なくなったと思いますが、以前は、ある分野の仕事をする人は、自分が使っているものをできるだけ純粋に使っていくべきだという考え方があったと思います。例えば、写真は写真らしくいくべきであって、他の分野の表現形式をなぞってはいけない。これは写真だけではなく、絵画にも演劇にも、それから文学そのものにもあった傾向かもしれませんね。当時は、自分が扱っている表現形式以外の形式をすぐに連想さ

    畠山直哉 インタビュー (1) - ART iT(アートイット)
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2010/11/03
    イメージを作り、物事を名付ける。写真もある種の詩だと言えるのでは